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富岳風穴と鳴沢氷穴

貞観 6年 864年 富士山の大噴火。
溶岩がふもとの大地を覆い尽くし、冷え固まる過程から形成された洞窟。

富岳風穴:

駐車場からすぐ樹海に入り、未舗装の歩道を歩く。ところどころ地面が凍っている。
ゲートがあり、販売機でチケットを買って入場。
不明な点があれば係のおじさんが優しく教えてくれる。
松ぼっくりが飾ってあり、何かと思って良く見ると、リスがかじった松ぼっくりであった。

溶岩から成る洞窟に入る。
見事な氷柱に見とれる。


各所にある説明パネルのおかげで、それがどのような経緯で形成されたものかがわかる。
一つ一つじっくりと見れる。
形状に感動する。
氷柱も美しい。
子供でも安全に観察できる。






青木ヶ原樹海は溶岩の上に成り立つことに思いをはせる。
溶岩は冷えて固まることに思いをはせる。



洞窟を出た後、子供と一緒に松ぼっくりを探す。
リスがかじったものをいくつか拾えて嬉しかった。




鳴沢氷穴:
 
富岳風穴が、予想以上に素晴らしかったので、鳴沢氷穴にも行ってみた。
こちらの方が観光向けのいでたちで、人工物が多い。
洞穴は急な下りを降りるのと、天井が低いのとで、スリルがある。
探検隊を味わえる。


降り切ったところに氷柱があり、登ると出口であった。
あっけなかった。
子供たちはこちらの方が楽しかったみたい。

イベントとして「あそこ行ったよ!」というのであれば鳴沢氷穴でいいのだろうが、
洞穴観察としてならば断然富岳風穴がおすすめ。

両方行って良かった。


併設の土産屋があるのだが、キーホルダーやクッキーなどのお菓子ばかりで残念。
火山地帯ならではの、もっとマニアックなも商品を置いて欲しい。
この洞窟や富士山に関する800円くらいの新書があれば絶対買ったのになあ。
あと富士山の溶岩のかけらとかあったらいいのにな。

スタンプラリーを完成させると、絵葉書がもらえました。
手書きの水彩画をプリントした素敵な絵葉書です。
私は家族で旅行に行くと、記念に絵葉書を1枚買うようにしている。
できれば絵画や版画など手作業でデザインされた絵葉書が欲しい。

ところがこのようなお土産主体のショップにはこのての絵葉書は置いてない。
どこかで見たような写真の葉書ばかりである。
だからこの水彩画の葉書を貰えてとても嬉しかった。
普通に売ればいいのに。



(ふじてんスキー場近辺のおすすめ場所。)

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